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「良かれ」と想っても

社会人として、

同僚であっても、上司であっても、お客様であっても、

相手への配慮を意識する。ということは、

できて当たり前と想う方もいらっしゃるかもしれませんが、

実は案外できておりません(^_^;)

 

自己否定が強く、他人にどう想われるか?を

常に気にして、びくびくしていた頃の私は、

自分では「配慮」のつもりでしていた言動が、

実は、

自分が嫌われたくない。

自分が無能だと思われたくない。

自分が変な奴だと思われたくない。

など、

自分にベクトルが向いた、「For me」の姿勢だったのだと、

過去の自分を振り返ってみるとよくわかります。

 

しかし、

その頃の自分よりは、成長したこともあります。

それは、業務をするときに、

これをしたら相手は喜ぶかな?とか、

これをしたら相手がやりやすいかな?

など、以前よりは多く考えられるようになったことです。

 

しかし、失敗もあります。

相手が喜ぶかな?と考え、

「良かれ」と想って、とった行動が、

ビジネスシーンでは通用しないことであったり、

実は、相手が望んでいない事だったりするのです。

その失敗をどう未然に防ぐか?

 

「確認」です。

 

ここ数日の間に、「確認」をしたか?しないか?

で明暗を分けた出来事を、それぞれ体験いたしました。

 

「良かれ」と想い修正を加えたけれども、

念のため責任者に確認したら、

それは修正を加えてはいけないものだったので、

失敗を未然に防ぐことができました。

 

もう一つは、

「良かれ」と想い、ある機能を追加しました。

ネット検索したら、

ビジネスマナーとしてごく一般的にされていることだったため、

深く考えず、その機能を追加しました。

機能を追加したこと自体は良かったのですが、

確認を怠ってしまったために、

そのやり方に一部不具合があり、

追加した機能に修正を加えなければならないという、

手間が増えてしまいました。

相手への配慮のつもりが、

相手の方に、かえって、メールのやり取りを増やしてしまうという、

負荷を与えてしまいました。

 

皆さんは、「良かれ」と想ったことを、

しっかり確認されていらっしゃいますか?

 

私は仕事をするうえで、

「確認する」ということを、とっても注意して行うようにしています。

それでも、注意が細部にまで行き届いていないのだということが、

今回の失敗により、気付くことができました。

 

今回、重大なミスには至らなかったものの、

仕事に大きい小さいはありません。

「確認する」ということに細部にまで注意を払うこと、

今まで以上に、心掛けて行きたいと想います。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子