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まずは自己肯定感

今、

児玉光雄著「大谷翔平 勇気をくれるメッセージ80」三笠書房

を読んでおります。

 

著者の児玉光雄氏は、

過去25年以上にわたり臨床スポーツ心理学者として、

数多くのプロスポーツ選手のメンタルカウンセラーを

努めていらっしゃるのだそうです。

そんな著者が、

大谷翔平さんがインタビューなどで語った言葉に解説を加え、

まさに本のタイトルの通り、

自分の人生を切り開いていくために必要な勇気を与えてくれる本だと

感じております。

大谷さんの、生き方、在り方、考え方を通して、

まだまだ頑張れる!

コツコツ続けよう!

自己成長を楽しもう!

そんな気持ちにさせてくれます。

 

読んでいてふと思い出したことがあります。

現在は、こういった自己啓発系の本から、

勇気やパワーを受け取れるのですが、

自己否定の塊のような過去の私は、

読めば読むほど、

ますます自分がダメな人間に思えてきて、

焦りや不安が募り、かえってエネルギーを消耗し、

あまりにも辛くて、読めない時期があったのです。

もし、自己否定の塊のような過去の自分が、

上記でご紹介した本を読んでいたらどうなっていたでしょう。

きっと、

大谷さんの素晴らしい所と自分のダメな所を比べて、

「だから自分はダメなんだ。」

「私なんかにできるわけがない。」

と、どんどん自信がなくなり、最後まで本を読めなかったことでしょう。

せっかく、著者が、人生をより良くするための、

生き方、在り方、考え方を伝えてくださっているのに、

私にはそれを受け取る器ができていなかったのです。

 

自己否定の大きなデメリットの1つです。

 

情報化社会の今、本当に色々な情報が得られるようになりました。

人生をより良くするための、情報も沢山得られます。

せっかく発信してくださっているその情報を、

上手く自分の人生に取り入れたり、

自分の人生をより良くすることに活用してくために、

まずはそれを受け容れる器(自己肯定感)を整えておくこと、

これが重要であると思うのです。

遠回りのようで、結果的に効率的であると私は考えます。

何故なら私は、

自己否定の遠回りをしたこと、

自己肯定で効率があがったこと、

その両方を経験しているからです。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子