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お金に対するネガティブな感情

先日、たまたまこんなことを言っている人を街で見かけました。

「東京の人は、自分のためにお金を使わない。」と・・・。

その前後の会話や、その根拠や背景を聴いたわけではないので、

なぜそんなことを言うのか真意はわかりませんが、

私はその言葉がなぜかずーっと気になっていました。

 

なぜ気になっていたか?

そもそも私は、

他人が自分のためにお金をつかっているかいないかを

あまり意識して観ていたことはなかったし、

「ほんとかな?」という疑問符が頭の中に描かれたからだと考えます。

どちらかというと、私は逆のような気がするのですが・・・。

皆さんはどう想われますか?

 

この問いにはきっと正しい正しくない、良い悪いは無いですよね。

あくまでも、本人の捉え方なのですから・・・。

少なくとも、街で見かけたその方の目には、

そう映っているというだけのことだと想いますし、

もしかしたらその方自身も自分のためにお金を使っていないのかもしれません。

 

かつての私がそうでした。

結婚して家庭を持ってから、特に子供を産んでからは、

自分が自分のためだけにお金を使うことに罪悪感を感じていましたし、

生活に必要な物事以外でお金を使うことは、無駄遣いだと想っていたため、

多少ゆとりがあったとしても、極力(私にとっての)無駄遣いはせずに、

貯蓄に回していました。

その頃の私は、自分のためにお金を使っているという人に意識が行かなかったですし、

もしそういう人に出会っていたとしたら、

心の中で批判か嫉妬をしていたかもしれません。

 

今の私は逆に、

自分のために使うお金をケチっている自分である時に罪悪感を感じます。

私は、高級ブランド店にお客さんが沢山並んでいたり、

デパートや飲食店が賑わっている光景を東京でたくさん見て、

自分のためにお金を使っている人たちが多いな~東京の街は!という感想です。

そんな人たちと無意識に自分を比べていたのかもしれません。

 

いずれにしても、お金に対するネガティブな感情があることは事実で、

それを少しづつでも手放していけたらな~と想う、

気付きを得ることができました。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子