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2024年5月2日

自分ができることを精一杯やる

今、けがをした足の治療中で、

診察の合間に、リハビリに通っています。

昨日は、松葉杖1本で歩行するやり方を、

リハビリの先生に教えて頂きました。

怪我をして、ちょうど1か月。

やっと、ここまで漕ぎつけた!!!と嬉しくなりました。

 

治療のプロセスは以下の通りです。

足を骨折
 ↓
ギブス固定
 ↓
歩行は松葉杖2本で行い怪我をした足は地面に着けない。
(買い物は両手がふさがっているため車いす)
 ↓
ギブスが外れるも、別の固定危惧を装着。
(固定危惧は脱着可能なため、入浴時は外せ、
怪我をした方の足も洗えるようになる。)
 ↓
歩行は、相変わらず、松葉杖2本。
しかし、けがをした方のかかとのみ、地面に着けることができる。
(むしろ、地面に足を着けないと骨が細くなるので、
痛みとの折り合いをつけながら、できるだけかかと歩行をすることを勧められる)
 ↓
地面にかかとを着ける歩き方が慣れたことと、
痛みの度合いが和らいだことにより、松葉杖1本で歩行可能となる。
(片手が空くため、車いすを使わずに買い物することができる)

 

松葉杖1本で歩けるようになって、1番嬉しいことは、

車いすを使わずに買い物ができることです。

車いすでも、親切な方が助けて下さったりして、

必要最小限のものは買うことができておりました。

ただ、高い所の商品が見えなかったり、

手が届かない商品を取ってもらいたいときに、

声をかける人が近くにいないと、

誰かが通りかかるまで待っていないといけない。

膝の上に、乗る程度の少量の買い物しかできない。

などの都合の悪さもありました。

 

今日は、松葉杖1本歩行で、初めてスーパーに行ってみました。

松葉杖2本歩行と、車いすに慣れ過ぎてしまって、

正直、車いすを使わず、松葉杖一本歩行での買い物は勇気がいりました。
(そうは言っても、転んだり、けがをした方の足をひねったりしないで!
と厳重注意を医師にもリハビリの先生にも言われておりますし、
何より自分がもうこれ以上、怪我を悪化させたり、別な所を怪我するのが怖いので(^_^;))

でも、挑戦してみて良かったです!

たった、5~6点の品物を買うのに、30分以上かかりましたが、

片方の手でかごが持てることの喜びときたらありません!

手が届かない商品の範囲も格段に減りました。

怪我をしていなければ普通にできているなんでもないことが、

時間をかけてでも出来るようになるって、

こんなにもうれしいことなんだな~と、しみじみ感じました。

 

それを考えると、1月に急逝した私の父は、

心臓病と腎臓病を患っており、

現代の医療では、進行を遅らせることはできても、

これ以上良くなることはないと宣告されていました。

できることではなく、できないことが増えていく中で、

それでも、「大丈夫。大丈夫。」と、言って、

自分が出来ることを、精いっぱいやっていたし、

私や、私の子供達にもやってくれました。

 

改めて、そんな父を尊敬すると同時に、

自分も、そんな生き方をしていきたいと想います。

父のDNAを引き継いでいるのですから、

きっとできます。

やっていきます。

 

今日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 

MindLabo代表 山本智香子